2020/09/10 17:10
年配の現代美術者の多くがよくこう言ってました。
「現代美術は隣の作品がぶっ飛ぶくらい作品の強さが必要じゃ!」
でも私たちは、そのような多くの作品を観た後に疲れを感じてしまうことありますよね。
そうなんです。そんなアートとは一緒に暮らせないのです。
けっして力強くはない、けれど、ヤワでもない。
現代美術のハートとエッセンスがありながら、優しく柔らかいアート。
長く一緒に暮らしてもずっと共感を覚える・・・そんな作品です。
風に揺れる遠い記憶
霞の中の暖かい記憶
そんな作品と共感を覚えて頂ければ幸いです。
その画風、また、詩的なタイトルをつけられていることから、
私は、”追憶 -The Way We Were”のメロディーが頭のなかを流れます。
🎵思い出は 心の片隅を照らす
🎵滲んだ水色の記憶のなか
🎵日々の私たちが居た
🎵思い出は まだ美しいかもしれない
🎵なのに 思い出すのに何がそれほど辛いのか
🎵忘れることをただ選ぶ?
🎵思い出すのは
🎵そう 楽しいことだけ?
🎵あのころの私たち・・・・・(一部抜粋の超意訳です)
🎶AmazonMusicで聞けます
>[The Way We Were]バーバラ・ストライサンドFeat.ライオネル・リッチー
>また、追憶(日本語)[The Way We Were]弘田三枝子もおすすめです。

奈義町現代美術館 佐藤智美展 ~ 溶けゆく気配をいとおしんで ~
2009 . 10.10 ~ 11.8